小児歯科
学童期は正しい永久歯列、咬合の誘導が大切です
噛み合わせを大事に考え、虫歯の菌を殺すだけでなく、お口の環境を整えることに力を入れています。
そうすることによって、将来への悪化を防ぎます。
小児歯科は、乳歯の治療・混合歯列期(乳歯と永久歯が混在している時期)の治療です。
学童期は、正しい永久歯列、咬合の誘導のうえで重要な時期です。
乳歯は、いずれ生え変わるからといって、安心しないでください。
虫歯で困らないよう定期検診による早期発見・早期治療をおすすめしています。
子供のための歯科予防
大人になったときに、虫歯で困らないために
子供のうちにやるべきこと
生活習慣を整える
栄養バランスのとれた規則的な食事を摂ることで、健康で丈夫な身体をつくります。
日頃からの規則正しい生活習慣を整えることで、虫歯に対する抵抗力を高めます。
歯磨きをする習慣をつける
口の中には、数百種類・数億個の細菌が潜んでいます。
この内の虫歯の原因となる細菌が、食べカスを腐らせて口の酸性度を増し、歯を溶かしていきます。
歯を守るために、歯磨きをする習慣をつけましょう。
糖分に気をつけましょう
甘いおかしやジュースなど、糖分の多いものをできるだけ減らしましょう。
糖分を減らすことで悪質な歯垢の生成を抑え、歯の酸性化が続かないようにします。
保護者の方へのお願い
より良い治療を行うために、ご協力をお願いいたします。
お子様は注射や歯医者・病院の独特の雰囲気をとても怖がる子が多いです。
そのため、「歯医者」「注射」あるいは「歯を抜くこと」を日常生活において、おどろかす表現に使わないようお願いいたします。
治療中に泣いてしまったり、逃げ出してしまったりすることがあっても怒らず、治療が終わったら褒めてあげるようにしてください。
治療を重ねるにつれ、上手に治療を受けられるようになってきます。
なぜ歯医者に行くのかを、お子様にしっかりと説明しましょう
歯医者に行くことが決まったら、まずはお子様に知らせて心の準備をさせてあげてください。虫歯になっている場合は、虫歯の怖さと治療がなぜ必要なのか、ママでは虫歯を治してあげられないことなどを、できるだけ分かりやすい言葉で説明してあげてください。
きちんと説明してあげれば、お子様なりに理解してくれるものです。こうした事前の準備が、当日の治療をスムーズにします。
「痛くない」などと気軽に言わないようにしましょう
「痛くないから」などと言ってお子様をなだめて、歯科医院に連れて行かないことが大切です。お子様を連れて行く前に、ママがこうしたことを言ってしまうと、いざ治療を行う時に、お子様はだまされたという気持ちになり、余計歯医者に行くのを嫌がるようになってしまいます。
日頃から歯医者を脅し文句にしないようにしましょう
お子様が言うことを聞かない時などに、「歯医者さんに連れて行くよ」「歯医者さんに歯を抜いてもらうよ」などと脅し文句を使っていると、「歯科医院=怖い所」という意識がすり込まれてしまい、いざ治療が必要になった時に困ることになります。
お子様が小さい時から、歯医者は怖くないところ、お子様の健康のために必要なところ、という意識を持ってもらうことが大切です。